作品名 | 冬物語 ~君は初雪のように突然に~ |
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作者 | どぅ(なのはなジャム) |
販売日 | 2023年2月11日 |
価格 | 770円(2023年月日現在) ※FANZAで3/22まで30%オフ中! |
キーワード | ラブラブ、同棲、旅行、サンタクロース |
パイズリ有無 | あり |
パイズリシーン数 | 1 |
パイズリの使いやすさ | ★★★☆☆ |
目次
ひとこと感想
ヒロインとの物語というより、あくまで主人公の物語

ヒロインのキャラデザは好きだし、CGの出来自体はエロくて良かったです。
……ただ、長すぎる。好ましくない意味で長い。
2時間半の映画を観終わった後に「この映画、1時間半ぐらいに内容まとめられたのでは……?」って感じた時と同じような感想でした。
これ正直、本作に限らずCG集を読むと結構似た感想になることが多いので、自分にCG集が合ってないだけかもしれませんが……。
ストーリーも、ヒロインとのラブラブ生活が堪能できるのかと思いきや、どちらかというと主人公の仕事関係の悩みとその解決に主眼を置いて進行します。
読み終えた今思うと、ヒロインは「サブキャラだったっけ?」と思うぐらいに印象薄めでした。
エロ目的で読むのではなく、あくまで主人公の成長ストーリーが読みたいという方であれば楽しめるかなと思います。
・エロよりストーリー重視の作品が読みたい。
・現実と理想の狭間で苦悩する主人公が好き。
・サンプルCGが好みだったから、とりあえずCGが良ければヨシ。
カンタン紹介:どんな作品?
【あらすじ】夢を諦めた男。彼女に出会って変化が訪れる。
イタリアンレストランの副店長を務める主人公・加藤雪久。
彼はかつて小説家を目指していた時期があり、作品を書いては賞コンテストに応募していました。
しかし一度雑誌に短編小説が掲載されたことがあったものの、それ以外には目立った成果も出せないまま気がつけば30歳に。
このままではまずいとイタリアンレストランでアルバイトを始めて、いつの間にやら38歳になっていました。
仕事と小説家の両立は厳しく、ここ数年は小説を書くことも辞めています。
自分はもう38だというのに未だに副店長で、一回りも年下のエリアマネージャーに叱られる日々。
同窓会で再会した友人たちはもう家庭を持っていたり、出世したりしている。
そんな中でようやく店長昇格試験の話がやってきて気合を入れるものの、そのタイミングで採用された新人の主婦さんがミスを連発して昇格試験にも悪影響を及ぼす始末。
上手くいかない。
焦りが募る主人公は、気分転換にと休日に図書館を訪れます。
本を読むのが好きな彼は、図書館で一日中本を読み漁るのが趣味でした。
そこで出会ったのが、その図書館で働く司書さんの冬島灯さんです。

図書館の帰りに彼女に呼び止められた主人公。
なんと彼女は過去に雑誌に掲載された彼の短編小説の読者であり、ファンなのだと言います。
そして彼女は現在小説家を目指しており、是非彼女の書いた小説を読んでアドバイスをして欲しいと頼まれます。
もう長いこと小説を書いていない主人公でしたが、彼女の真剣な様子にそれを承諾。
後日2人で食事をし、その場でアドバイスもしてあげました。
そしてそのデートの帰り道、突然彼女に告白されます。

まだ会ったばかりなのに。15歳も歳の差があるのに。
あまりに突然のことに戸惑う主人公。
しかし一日デートをして分かった、天真爛漫で自由奔放な彼女の姿。
自分の夢に向かって前向きに一生懸命に頑張る彼女の姿。
そんな彼女との出会いが、今まで燻っていた主人公の人生に大きな影響を与えることになるのでした。


【ざっくり感想】エロ目的で読むのはオススメし辛いかも
本作は、「何を求めて読むか」で評価が変わる作品だと感じました。
エロは添え物程度でOK。それより、主人公の苦悩や成長を描いたストーリーが読みたいという方なら、ある程度楽しめると思います。
対して、感動的なストーリーはあまり求めていない。ヒロインとのラブラブでエチエチなドスケベ生活が見たいんだという方にとっては、中途半端で使いにくい作品に感じるかもしれません。
自分は後者だったため、本作の長さも相まって読み終えた時の感想は「面白かった」ではなく「やっと終わった……」でした。
もう何度か書いていますが、自分が本作に感じた問題点は主に下記の2つです。
あくまで自分の主観ですのでご容赦ください。
■長い。
個人的にはCG集あるあるなのですが……
CG集では「同じCG+テキスト」のページが何枚も続くことが良くありますが、
と感じることがあります。
もちろんちゃんとCGに差分があったり、テキストの内容に変化を感じられればそんなことはないのですが、4~5ページにわたってほぼ同じ内容のCG&テキストが続くと「もう分かったからとっとと先に進んでくれ!!!」と思ってしまうのです。
それが本作では特に頻繁に起きてしまい、それが全体的に「長い」と感じた要因でした。
CG集は漫画と違って絵に動きがなくて単調なのも、飽きやすくて冗長に感じる原因なのでしょうね。
更にCG集は、ページ数やテキスト量を比較的容易に追加しやすそうなので、際限なく増やしてしまうとどんどん間延びしてしまうのかなぁとも思いました。これはあくまで想像ですが。
こういったものを減らす、いわゆる「引き算」はどんな媒体の作品でも重要な作業だと思いますが、同人CG集は特にその作業の重要度が高いのかもしれませんね。
■主人公とヒロインの物語ではなく、主人公の物語。
本作のストーリーはざっくり言うと、「理想と現実の狭間で悩みもがいていた主人公が、彼女に出会って変化し、成長していくストーリー」です。
そのストーリーの合間合間で、彼女とのイチャラブエロシーンが挟まるといった感じです。
体感としては、主人公の物語6:ヒロインとのイチャラブ4ぐらいの印象でした。
歯に衣着せずに感想を述べると、エロ目的で読んでもストーリー目的で読んでも、正直中途半端な印象を受けました。
エロ目当てで読むと、そもそも導入が重いし長い。
わりかしリアルな30代の悩みや苦労をつらつらと述べられても「いや今から楽しく抜こうと思ってたのにこんな生々しい現実を今読ませんでくれよ……」と思ってしまいました。
その後もヒロインとのエロエロシーンよりも、主人公の仕事周りの人間関係の描写に力が入っていて「おれは今なにを読ませられているんだ……?」という気分になり、とても抜こうという気にはなれず。
じゃあストーリー目的で読むべき作品なのかというと、そうなると逆に今度はエロシーンがこんなに必要なのか?と思うのですよね。
ストーリー上でのエロパートの必要性が感じられず、メインストーリーへの没入感を削いでしまっている印象でした。
ひと昔前のエロゲーとか遊んでてよくあった、突然取ってつけたように差し込まれるエロシーンみたいな。「今これ要る?」みたいな。あんな感じです。
ストーリー上、ヒロインの存在にあまり重要性を感じられずに存在感が薄かったのも気になりました。
メインストーリーである「主人公の仕事周りの問題・解決」とヒロインの存在があまり密接に絡んでいないからかなぁ。
たしかに彼女の存在が主人公に影響を与えて、結果的にそれが問題解決に寄与してはいるのですが、にしても本筋と彼女の関連性が薄いというか。
ヒロインよりも新人おばさんの落合さんの方が良くも悪くも印象に残りました。
……と長々とパイズリに関係ない話を書き連ねてしまって申し訳ない!!長すぎました!!
あくまで個人的な感想ですし、全然そう感じない方もいるでしょうから、こんな風に感じるやつもいるんだなー程度に見て頂けると幸いです。
冒頭にも書きましたが、CGのクオリティ自体はとてもエッチで良いですよ!!
そんなことよりパイズリはどうなのよ!?
本作には、腕挟み腰掛けパイズリのシーンが1つあります!
基本CGは1枚ですが、差分は射精含めて4~5パターンほどありました。
疲れて帰宅した主人公に癒しの腰掛けパイズリ!
仕事から帰ってきた主人公を出迎える灯さん。
二人は同棲しており、仕事でクタクタの主人公は彼女のおっぱいに癒しを求めます。
灯さんは彼をソファに座らせると腕挟み腰掛けパイズリでご奉仕を始めます!
黒の縦セタニットをたくし上げて、おっぱいだけをはだけて挟んでくれます。
おっぱいのサイズもホールドっぷりも見事な良いCGでした。
最後はきちんと挟射してくれます。
CGだけみれば、実用性は十分あると思います。
前述の問題点などが気にならない方なら、良いパイズリシーンではないでしょうか。
パイズリの使いやすさ:★★★☆☆
CGのクオリティだけ見れば、決して悪いパイズリではないと思います。
ただ作品全体を通してみると、ちょっと実用性は低めになってしまうかなぁというのが正直なところでした。
あと散々作品を長い長い言っといてこの記事自体もクッソ長くなってしまってスミマセン(
本作に限らずですが、CG集はページ数の多い作品が多くて、そもそも読み終えるのに時間がかかるのが大変ですねー。
ちと読み疲れてしまったので、今日は爆乳幼馴染にサクッと挟射してから寝たいと思います。
